漢江で一泊が無料に。8月の「漢江バムピン」

結論から言うと、8月に渡韓するなら漢江で一泊できる。ソウル市が8月1日から31日まで、汝矣島(ヨイド・여의도)と纛島(トゥクソム・뚝섬)の漢江公園で「漢江バムピン(한강 밤핑)」を初めて運営する。夕方17時から翌朝9時まで、料金は無料だ。
Night+Camping を縮めた名前のとおり、夜景を眺めながらそのまま朝を迎える都心の臨時キャンプ場。テントは2会場に100棟ずつ、計合計200棟。事前予約制で、連泊と炊事はできない。
ソウル市の夜間経済プロジェクト第1号という位置づけで、デリバリーゾーンの割引や夜間の安全管理までセットで組み立てられている。会場選び・持ち物・夜ごはんの調達まで、順番に確認したい。
予約状況の注意/2週目までの予約はすでに満了。3週目以降の予約状況はInstagramアカウント @hangangbamping で確認できる。
まず押さえる5点/期間は8月1〜31日の毎日。時間は17時〜翌朝9時。場所は汝矣島漢江公園と纛島漢江公園の2カ所。テントは持参でも現地レンタルでもOK。連泊と炊事は不可、事前予約制。
会場は2カ所。汝矣島と纛島、分かれ目は「何をしたいか」
汝矣島は物光舞台(ムルピッムデ・물빛무대)前の芝生、纛島は漢江プルプル(한강플플)の芝生が会場。どちらも毎日17時にオープンし、翌朝9時まで滞在できる。運営本部と電気・照明・テーブルなどの基盤施設は設置済みだ。
| 項目 | 汝矣島漢江公園 | 纛島漢江公園 |
|---|---|---|
| 会場 | 物光舞台前の芝生 | 漢江プルプルの芝生 |
| テント数 | 100棟 | 100棟 |
| 運営時間 | 17時〜翌9時 | 17時〜翌9時 |
| デリバリーゾーン | 既存3カ所+臨時1カ所 | 既存2カ所+臨時1カ所 |
纛島側は周辺商圏との連携が意識されている。纛島市場(뚝도시장)、永東橋路地市場(영동교골목시장)、聖水駅(ソンスヨク・성수역)路地型商店街、建大ロデオ通り(건대로데오거리)の路地型商店街といった近隣の商店街が、漢江公園の広報物とバムピン公式サイトで位置と代表グルメつきで案内される。聖水や建大を歩く予定があるなら、纛島のほうが動線がつながる。
持ち物とルール
テント、または4人用の日除けシェードを持参する。手ぶらで行きたい場合は現地でレンタルできる。ここが旅行者にはいちばん大きい。渡韓のスーツケースにテントを入れる必要がない、という意味だ。
一方で制限も明確。連泊と炊事は不可。つまり2泊続けて同じテントを使うことはできず、コンロを持ち込んで調理するのもNG。朝9時には撤収する前提でスケジュールを組む。

夜ごはんは「デリバリー」が正解
炊事ができないぶん、ソウル市は同じ8月の期間中、汝矣島・纛島・望遠(マンウォン・망원)の漢江公園デリバリーゾーンで「ソウルペダル+テンギョヨ(서울배달+땡겨요)漢江デリバリーゾーン特別割引イベント」を走らせる。特典は2段構え。
1️⃣ 即時割引3000ウォン
「ソウルペダル+テンギョヨ」で対象デリバリーゾーンを受取地に指定し、2万5000ウォン以上注文すると即時に3000ウォン割引。
2️⃣ ソウル愛商品券決済で還元
ソウル愛商品券(서울사랑상품권)で1万5000ウォン以上決済すると3000ウォン、2万5000ウォン以上なら5000ウォンがデリバリー専用商品券で戻る。
即時割引と合わせて最大8000ウォン相当。デリバリーゾーンは既存の汝矣島3カ所・纛島2カ所に、臨時のゾーンが各1カ所ずつ追加された。夜間の案内サインとデザインも改善され、外国人観光客向けの外国語案内と韓国のデリバリーアプリの使い方案内も提供される。ここが今回いちばん旅行者寄りのアップデート🌙

夜の安全管理は、どこまで手が入っているか
キャンプ場の周辺はCCTVと照明を補強し、漢江保安官と公共安全官の夜間巡回を強化する。喫煙区域の外での喫煙、プール内での飲酒は退場措置。夜通し滞在する場所としては、ルールがはっきりしているほうが安心だ。
プールも同じ流れで運営中。ソウル市は6月19日から汝矣島・纛島の漢江プールと、蚕室(チャムシル・잠실)・蘭芝(ナンジ・난지)・広津(クァンナル・광나루)・楊花(ヤンファ・양화)の水遊び場の計6カ所を運営していて、汝矣島・纛島・蚕室・蘭芝の4カ所は22時まで。利用者が増える金・土・日はソウル市と警察、安全管理要員が集中巡回する。
プールと水遊び場に設置されたCCTVは136台。更衣室やトイレには盗撮予防の案内文と横断幕を設置し、1日3回以上の安全放送も行う。水質は残留塩素・pH・濁度などを毎時間の簡易検査、週1回の精密検査。開場以降5回の水質検査で、濁度・総大腸菌群など3項目すべてが基準に適合したと発表されている(出典:ニューシス 2026年7月31日)。
渡韓日程に「漢江で一泊」を挟むには
ソウル市が描いているのは、漢江バス(한강버스)と自転車で漢江に来て、プールや公演・フェスを楽しみ、そのまま食事とキャンプへつなげる「24時間滞留型漢江」のモデル。旅行者の側から見ると、夕方から翌朝までの時間帯がまるごと1コマ空くという話だ。
組み込み方はシンプル。日中は明洞(ミョンドン・명동)や聖水(ソンス・성수)でコスメと施術、夕方に漢江へ移動して17時にチェックイン。22時までのプールを挟み、夜ごはんはデリバリーゾーン。翌朝9時に撤収して、そのままホテルへ戻ってシャワー、という流れが現実的。
編集部メモ:連泊できないので、荷物の置き場は先に決めておくのが安全。ホテルをキープしたまま1泊だけ漢江に出る形にすると、荷物とシャワーの問題が同時に片づく。8月のソウルは夜も湿度が高いので、着替えは多めに。
まとめ
8月1〜31日、汝矣島と纛島の漢江公園で17時〜翌9時、無料で一泊できる。テントは各会場100棟の計200棟、事前予約制で連泊と炊事は不可。夜ごはんはデリバリーゾーンを使えば最大8000ウォン相当の割引が乗る。
動く前に確認するのは3つ。予約状況、会場(汝矣島か纛島か)、そしてデリバリー用の決済手段。ソウル愛商品券が使えるかどうかで特典の額が変わるので、そこは出発前に一度整理しておきたい✨
よくある質問
漢江バムピンは予約が必要ですか?
事前予約制です。当日ふらっと行って空いているテントに入る形式ではないため、日程が決まったら早めに確認するのが安全。予約の受付方法は、ソウル市の漢江バムピン公式サイトの案内で確認してください。
料金はかかりますか?テントは持っていくべき?
滞在自体は無料です。テントまたは4人用の日除けシェードは持参してもよく、現地で借りることもできるので、旅行者は手ぶらでも参加できます。運営本部と電気・照明・テーブルなどの基盤施設は設置済みです。
キャンプ場で料理はできますか?
炊事は制限されているため、コンロなどでの調理はできません。汝矣島・纛島・望遠の漢江公園デリバリーゾーンを使うのが基本で、8月中は即時割引3000ウォンとソウル愛商品券の還元を合わせて最大8000ウォン相当の特典があります。